2280 ACCUSCAN II™

Description

ACCUSCAN IIシステムは、高分解能、スタンドアップホールボディカウンターです。 この装置は、複雑な組み合わせで、100keV～1336keVのエネルギーを持つ放射性核種を同定し定量するように設計されています。ACCUSCAN IIカウンターは、スキャン機構とシステムのApex-InVivoソフトウェアを介して、身体内で発見した放射性物質の位置に関する情報も提供します。

これらの機能により、ACCUSCAN IIシステムは、原子力発電所などの大型施設用のFASTSCAN™カウンターを補完するのに最適な装置となります。この場合、FASTSCANシステムはルーチンのモニタリングに、またACCUSCAN IIカウンターはルーチンのカウント中に見つかった放射能を調査し、体内の放射能の位置に関する情報を提供するために使用できます。ACCUSCAN II カウンターは、スタンドアローンの製品としても優れており、監視する放射性核種の範囲が広く、日常的にカウントする人数が少ない小規模な施設向けに使用できます。

標準的なACCUSCAN IIシステムには、シールドおよびスキャン検出器機構、25%同軸ゲルマニウム検出器とクライオスタットアセンブリー、デジタルスペクトルアナライザー、Mirion Apex-InVivoホールボディカウンティングとGenie™スペクトロスコピーソフトウェアパッケージが含まれています。 このターンキーシステムには、工場出荷時のフル統合と校正、トレーニングも含まれています。 ミリオンのトータルな提案には、ミリオンのフィールドサービスエンジニアまたは認定代理店による設置サービスも含まれています。

ミリオンは、標準のACCUSCAN IIシステム用に第2検出器オプションも提供しています。 標準の第2検出器オプションには、クライオスタット付き25％同軸ゲルマニウム検出器、デジタルシグナルプロセッサー、一体型ケーブルアセンブリー、スキャン機構用第2検出器ホルダーが含まれます。第2検出器を追加することで、計数時間を短縮でき検出限界を下げることができます。

ACCUSCAN IIカウンターは、シャドウシールドを使用して周囲の高バックグラウンドに対してシールドします。本システムのシャドウシールドは、低バックグラウンドのスチール製人員用エンクロージャーおよび検出器用鉛シールドアセンブリーを備えたスキャニングタワーアセンブリーの2つの主要なアセンブリーで構成されています。 人員用シールドまたはエンクロージャーは、人の背面および側面のシールドを提供し、検出器用鉛シールドは前面から検出器をシールドします。