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標準電極同軸型Ge検出器

Sege 001
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従来の同軸型ゲルマニウム検出器は、ピュアGe、HPGe、真性Ge、またはハイパーピュアGeと呼ばれることが多くあります。

Tag 特長

  • エネルギー範囲:40keVから10MeV以上
  • 高分解能 - 良好なピーク形状
  • 優れた時間分解能
  • 高エネルギーレート対応
  • インテリジェントなプリアンプを搭載
  • ダイオードによるFET保護回路
  • 結晶温度上昇時のHVシャットダウン機能
  • USB2.0シリアルインターフェース

Description

従来の同軸型ゲルマニウム検出器は、ピュアGe、HPGe、真性Ge、またはハイパーピュアGeと呼ばれることが多くあります。使用されている品質に関わらず、検出器は基本的にゲルマニウムのシリンダーで、外側表面にn型接触面、ウェル軸表面にはp型接触面を有するものです。 ゲルマニウムの正味の不純物レベルは約1010atoms/ccとなっており、適度な逆バイアスを印加すると電極間の領域全体が空乏化し電界はこの空乏領域全体に広がります。この領域内の光子相互作用により電荷キャリアが生成され電界によって収集電極まで掃引されます。そこで電荷感応型プリアンプは、この電荷を検出器に蓄積されたエネルギーに比例する電圧パルスに変換します。

n型およびp型半導体の接触面(電極)は、通常、それぞれリチウム拡散とホウ素イオン注入で作られます。外側のリチウム拡散したn型接触面の厚さは約0.5mmです。内側の接触面の厚さは約0.3μmです。 表面バリアはイオン注入したホウ素に変えても同様の結果を得ることができます。

MIRIONの同軸型Ge検出器は、冷却することなく出荷、保管できます。 しかし、長期的な安定性を保つには、検出器を低温に保つことが最も効果的です。他のゲルマニウム検出器と同様、使用時には冷却し、熱によって発生する過大な漏れ電流を避ける必要があります。ゲルマニウム検出器の劣化しない性質により、Geスペクトロメーターの用途は、携帯型スペクトロメーターの現場使用にも広がります。

同軸型Ge検出器の測定可能なエネルギー範囲は40keVから10MeV以上です。優れた分解能とピーク形状を実現し、広範囲な効率で利用できます。 利用可能なモデルのリストは付属の表に記載されています。

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