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SAGe™

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小型アノードウェル型ゲルマニウム検出器

Sage 001

ミリオンのSAGe™ Well検出器は、少量の試料を最大の効率で、低/高エネルギーレンジで優れたエネルギー分解能を実現します。

Tag 特長

  • ブラインド型のウェルで4πカウントジオメトリーに近い絶対効率を実現
  • 低エネルギーと高エネルギーレンジの両方で、従来のウェル検出器と比較して優れた分解能
  • 標準(16mm)ウェルサイズと同じ優れた分解能で利用できる幅広のウェル直径(28mm)
  • ウェル内の薄いリチウム拡散接点により、20keVから10MeVまでのスペクトロスコピーが可能に
  • 完全LabSOCS™特性評価が利用でき、真同時計数(カスケード)サミング補正が可能
  • インテリジェントなプリアンプを搭載
  • USB 2.0シリアルインターフェース

Description

ミリオンのSAGe™ Well検出器1は、少量の試料を最大の効率で、低/高エネルギーレンジで優れたエネルギー分解能を実現します。従来のウェル型検出器と同様に、SAGe Wellはブラインドホールを備えて製造されており、有効検出器厚はウェルの底で少なくとも20mmです。そのため、4πに近いカウントジオメトリーを得ることができます。

小型アノード技術(ミリオンのBEGe™検出器で使用されているものと同様)に伴う低い検出器キャパシタンスにより、SAGe Wellは従来のウェル検出器や同軸検出器と比較して、優れた低・中エネルギー分解能を実現し、高エネルギーガンマ線でも優れた分解能を示します。

さらに、この検出器は同軸検出器のアスペクト比で製造されているため、マリネリビーカーやその他の大型試料容器などの標準的なラボのジオメトリ―で優れた効率性能を発揮します。その結果、最小検出濃度/放射能(MDC/MDA)の向上を通じて、ウェル内、エンドキャップ上、またはマリネリビーカーでカウントするさまざまな試料サイズとジオメトリーで、カウント時間の短縮を実現できる汎用性のある検出器が誕生しました。

ウェル内の薄いリチウム(約50μm)の拡散接点と、検出器エンドキャップ内の薄膜アルミニウムインサート(側面0.5mm、底面1mm厚)の組み合わせにより、良好な低エネルギー応答性を実現し、20keVまでのスペクトロスコピーが可能になります。検出器外面のコンタクトは約0.5mm厚で、SEGe™標準電極ゲルマニウム同軸検出器で使用されているものと同様です。そのため、ウェル外の線源の有用なエネルギー範囲は、40keV以上に制限されています。

1US特許9,269,847 B2

アプリケーション

  • 環境測定用試料
  • 放射生物学的測定
  • 地質学
  • 海洋学

 

こちらをクリックして、「SAGe Well検出器をカウントルームに設置する理由」をご覧ください… ウェビナー

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