放射能測定ラボ
Mirion Technologies
特長
- 一体型HVPS、プリアンプ、デジタルMCA
- NaI(Tl)およびLaBr3(Ce)など、10段PMTを用いた標準的な14ピンシンチレーション検出器と互換性あり
- 温度安定化* NaI(Tl)およびCeBr3プローブ（オプション）
- USB2.0接続によるPCプラグアンドプレイ対応
- ネットワークアプリケーション用イーサネット10/100BaseTX（PoE）接続
- PHA、MCS、SCA、MSS、リスト、タイムスタンプ付きリストモード
- Genieスペクトロスコピーソフトウェアアプリケーションで完全サポート
- オプションのソフトウェア開発キット（サンプル付き）
- 診断ウェブGUI
- 727型シールドとの互換性あり
Description
このコンパクトなユニットは、ラボと現場の両方で使用できるように設計されており、高電圧電源（HVPS）、プリアンプ、フル機能のデジタルMCAを搭載しています。OspreyデジタルMCAは、USBまたはイーサネット経由で制御でき、2つのユニットを別々に購入する必要はありません。これは業界初です。ケーブル1本でOspreyデジタルMCAを制御およびデータ取得システムに接続します。
デスクトップアプリケーションでは、USB 2.0ポート経由で電力が供給され、すべての通信が処理されます。ネットワークおよび、またはリモートアクセスが必要な状況では、イーサネット10/100BaseTXポートを使用してPoE（Power-over-Ethernet）経由で電力供給と通信を提供できます。Ospreyユニットのネットワーキング機能を使用する例として、遠隔地に複数の無人検出器を設置する放射線モニタリングシステムがあります。必要に応じて、USBの代わりにデスクトップアプリケーションでもイーサネットを使用できます。 OspreyデジタルMCAは、強力なGenie 2000ソフトウェアスイートと組み合わせることで、シンチレーションスペクトロメトリーを新たなレベルへと導きます。プローブとOspreyユニットを接続し、OspreyデジタルMCAを利用可能なUSBまたはイーサネットポートに接続し、Genieソフトウェアを起動すれば、スペクトラム取得の準備は完了です。
Genie 2000ソフトウェアスイートは、MCA制御、データ取得、表示、分析のための包括的な環境です。このシステムは、複数の検出器の独立サポート、広範なネットワーク機能、高度なデータ分析、包括的なバッチ手順機能を提供します。OSに依存しないソフトウェア開発キット（SDK）がサンプルとともに提供されており、Genie 2000ソフトウェアなしで使用することができます。SDKは、Mirion Lynx® II MCAで利用可能なプログラミングツールの包括的なセットに類似しています。 このシステムにより、上級ユーザーは、機器コントロールとデータ取得用のプラットフォームに依存しないアプリケーションを開発できます。
さらに、診断用ウェブグラフィカルユーザーインターフェース（GUI）アプリケーションがOspreyユニットに付属しており、MCAおよびプローブのステータス情報、ネットワークセットアップ、ファームウェアアップグレード機能を提供します。
関連リソース
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