JCC-12™ インベントリーサンプル中性子同時計数カウンターINVS
JCC-12カウンターは、プルトニウムの偶数同位体の自発核分裂からの同時中性子を計数することにより、プルトニウムインベントリーサンプルを分析します。
JCC-12カウンターは、プルトニウムの偶数同位体の自発核分裂からの同時中性子を計数することにより、プルトニウムインベントリーサンプルを分析します。
特長
- 国際原子力機関（IAEA）により、ユニバーサル高速増殖炉カウンター（UFBC）として、定期検査使用を承認
- 高速増殖炉燃料サブアセンブリー内のプルトニウムのパッシブ中性子測定用に設計
- 高速Amptekエレクトロニクス
- 12台の3He検出器
- Transportable
Description
JCC-61およびJCC-62カウンターは、ロスアラモス国立研究所（LANL）が米国エネルギー省向けに開発した設計に基づいています。また、ウィーン（オーストリア）の国際原子力機関（IAEA）により、国際的な保障措置の下に置かれた施設での核物質の定期検査使用を承認されています。
JCC-61およびJCC-62カウンターは、高速増殖燃料サブアセンブリー、個々の燃料ピン、または燃料ピンのグループを定量的に測定します。それらは、偶数の番号がついたプルトニウム同位体の自発核分裂の同時中性子をカウントします。クレーンを使用して、カウンターの上部からサブアセンブリーを降ろすことができます。これが不可能な場合、ドアが開き、サイド入口への進入が許可されます。移動を容易にするために、ドアは取り外すことができます。
12本の3Heチューブは、軸応答を平坦にし、カウンターダイアウェイ時間を短縮するために、中央領域がポリエチレンおよびカドミウムスリーブに囲まれています。カドミウムは、下から15cm、上から17.5cmのところで停止して、端からの漏れをカバーします。カウンターは、重量を最低限に抑え、測定可能なプルトニウムの量を最大限にするために、低減速されています。サンプルキャビティ内のカドミウムライナーは、燃料中の核分裂を誘発し測定に悪影響を与える可能性のある熱中性子の再突入を防ぎます。
JCC-62カウンターでは、スーパーフェニックス燃料サブアセンブリーを測定できるように、サンプル径を拡大しています。より大きな最終効果をカバーするために、カウンターの端にポリエチレンカラーが追加されました。
JCC-61およびJCC-62カウンターの3Heチューブは、1つのリングに配置され、2本ずつ6つのグループに分けられます。各グループは一緒に配線され、1つのJAB-01アンプ/ディスクリミネーター回路基板に接続されています。6台のJAB-01は、高電圧ジャンクションボックス内に搭載されています。LEDインジケーターライトは、ジャンクションボックスの外部に設置され、各JAB-01チャネルの正常動作を表示します。JCC-61またはJCC-62ユニットとJSR-12™アナライザー間の電気接続には、+5VおよびHVが含まれます。信号の組み合わせは、論理ORに結合されます。
同時計数カウントには、コンピューターおよび分析ソフトウェアであるJSR-12中性子同時計数アナライザーが必要ですが、これらはJCC-61またはJCC-62カウンターには含まれていません。
ご質問はありませんか、カスタムソリューションが必要ですか？当社は、お客様の研究をお手伝いします。
