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STTC

広範囲ガンマ線プローブ

STTCプローブは、ガンマ線線量当量率の測定用に設計されています。適切なケーブルを使用すれば、あらゆるCSP™サーベイメーターと接続できます。

Tag 特長

  • H*(10)環境ガンマ線量当量率の測定
  • エネルギー補償型ガイガーミューラー検出器
  • 最大10Sv/h(1000rem/h)のガンマ線量率の測定
  • STTC-W:水深25mの防水モデル

Description

STTCプローブは、ガンマ線線量当量率の測定用に設計されています。適切なケーブルを使用すれば、いずれのCSP™サーベイメーターとも接続できます。

補償型ガイガーミューラー検出器を内蔵した測定器の場合、このプローブによって測定範囲が広がり、最大20mまでの遠隔測定に対応します。

STTC測定器は、ガイガーミューラー検出器、高電圧電源、パルス整形回路を内蔵してコンパクトで堅牢な金属製の筐体を備えています。

STTC装置は、Mirionの「Time-to-Count」アルゴリズムを採用しており、ガイガーミューラー検出器1台だけで他に類を見ない測定範囲を実現しています。また、検出器を1台だけ使用することで、STTC装置は同等の測定範囲を持つ他のどのプローブよりも優れた角度応答性を提供します。加えて、STTCプローブでは、複数検出器によるスイッチング効果は問題になりません。

STTCユニットは、Canberra™スマートプローブ(CSP)シリーズ製品の1つです。ハードウェア回路のすべての主要コンポーネント(高電圧電源、アンプ、弁別装置など)が含まれています。また、これらのコンポーネントの制御、つまり主要パラメーター、設定、校正、プローブID、アラーム設定(デフォルト設定で表示される各ユニットの10個の値)などの制御と保存を管理するインテリジェンスもプローブ内に配置されています。このように、このプローブは測定値を測定器に伝える完全に統合されたサブシステムなのです。

高電圧制御とデータの取得が測定器ではなくプローブ内で行われるため、測定品質が外部機器(ケーブルやホスト機器)の品質に左右されることはありません。さらに、CSPプローブはシリアルプロトコルを使用して測定器やPCなどのホスト機器と通信することも可能です。

Canberraスマートプローブソフトウェア(CSPS™)をインストールしたコンピューターとプローブを接続した場合、測定器を現場に設置したまま使用せずに直接プローブで校正とQA測定が実施できます。

一度校正すれば、STTCユニットは「プラグアンドプレイ」プローブとしてすぐに使用でき、接続されているホスト機器に応じて、rem/h、rem、Sv/h、Sv、Sv単位によるQA測定が開始できます。STTCプローブは、1.5m、10m、20mのCSPケーブルまたはCSP-COM™モジュールを介してコンピューターに接続します。

STTCプローブは、ホスト装置がデータロギング手順で処理する最大1000のデータポイントを保存できます。保存されるデータには、インデックス、日付/時刻、測定値、選択した単位、カウント時間が含まれます。

STTCプローブのファームウェアのアップグレードは、CSPSソフトウェア、CSP/USBケーブル、PCを介して実施できます。

STTC測定器には、ポールにプローブを取り付けたTELE-STTC™モデルも用意されています。詳細については、TELE-STTC測定器に関する資料をご覧ください。

STTC-WユニットはSTTCプローブの防水モデルです。リール付きの20mケーブルとバラストが付属しています。STTC-Wケーブルとプローブ本体は、ケーブルグランドを介して取り付けられ、水深25mまでの防水性能を確保しています。

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