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Ecogamma g
Ecogamma 001
Ecogamma g interior

EcoGamma™-g

環境ガンマ放射線モニター

EcoGamma-gモニターは、2台の検出器を備えた高度な環境ガンマ線モニターです。最も過酷な環境下でも動作するように設計されており、圧倒的な精度、広エネルギー範囲、安定性をすべて兼ね備えています。

Tag 特長

  • 厳しい動作環境下での無人監視向けに設計された、2台の検出器を備えた高度な環境ガンマ線モニター
  • ミリオン独自のTime-To-Count技術により、従来のGM検出器のデッドタイムと飽和効果を排除
  • 180日分以上の豊富な履歴データベースにより通信切断等によるデータ消失を防止
  • 内蔵ソフトウェアで双方向通信を実現(ウェブ経由またはシステム、PCへ直接接続)
  • 環境に配慮した堅牢な筐体が、厳しい使用環境においても安定した信 頼性の高いパフォーマンスを実現
  • モジュラー設計とプラットフォームニュートラルなアプリケーションにより、電源、通信、ハードウェアのさまざまな要件に対応可能
  • 内蔵の温度モニターで、気象情報を補完し予防メンテナンスを実現
  • TID(Total Integrated Dose)トラッキング機能で、予防メンテナンスを支援
  • 各国の規制要件に合わせたテスト項目・範囲を備えた校正機能および直線性チェック機能を内蔵

Description

ミリオンのEcoGamma-gモニターは、2台の検出器を備えた最新の環境ガンマ線モニターです。最も過酷な環境下でも動作するように設計されており、高精度、広エネルギー範囲、安定性をすべて兼ね備えています。ミリオンの環境モニタリング製品における長年の経験を生かし、EcoGammaユニットは独自の計数技術「Time To Count」と、高域&低域のガイガーミューラー検出器を組み合わせることで、1μR/hr(10nSv/hr)~1000R/hr(10Sv/hr)(H*10準拠)、30keV~5.0MeVの動作範囲で優れた精度と直線性を実現しました。また本製品は、IP67準拠の耐候性アルミニウム筐体に収められており、厳しい使用環境においても安定した信頼性の高い性能を発揮するように設計されています。

EcoGamma-gは、線量率、検出器の状態、計数率、アラーム、故障など、すべてのデータを1分間隔で内部メモリに記録し、180日間連続して保存することができます。過去のデータは装置が完全保管しているので、クライアントとの通信が途絶えても確実にデータは継続して取得・保存されます。EcoGamma-gに付属のクライアントアプリケーションは、過去および現在のデータをヒストグラムや表などさまざまな形式で表示・報告する機能を備えています。また、過去および現在のデータは、トレンドのプロットやパフォーマンスの監視強化などのルーチン作業にも利用できます。

モニターの性能と信頼性は、検出器やセンサーの性能、高電圧、通信、重要な回路の動作を継続的に評価するEcoGammaシステムの自己診断機能により保証されています。さらにEcoGamma-gモニターにはシリアルナンバーが製造時に刻印されています。すべての測定値やログデータに紐づけされます。この機能により、校正、テスト、性能プロット、測定、トレンドのトレーサビリティーのサポートが自動的に行われます。

各モニターには、LEDによる動作ステータス表示、イーサネット、USBコネクタが装備されており「Powered over Ethernet」(POE)に対応しています。EcoGamma-gは、さまざまな外部通信、電源、ハードウェアの要件にも対応しています。プラットフォームニュートラルなソフトウェアは、ライン、RF、GSMなどの一般的な通信プロトコルとの高い親和性を実現します。EcoGammaモニターは簡単にネットワークに接続できるように設計されています。ネジ式ベースは、さまざまな取り付けオプションや、バックアップ電源などのモジュール式アドオンに対応しています。

EcoGammaシステムは温度検出器を内蔵しており、温度データがモニター内部の履歴データベースに記録されます。このデータは、モニター設置場所に関する一般的な環境情報を補完し、現地の状況に関する追加的な背景情報を提供します。検出温度は広く設定されていますが、万が一その範囲を超えてしまった場合にも、早期に警告を発しますので、予防メンテナンスやトラブルシューティングに役立てることが可能です。

積算放射線量(TID)や個々の検出チューブの線量についても、EcoGammaシステムで把握しています。このデータがあれば、積算カウント数に基づいて故障を予測することができます。TIDの情報は、検出器寿命の目安となるため予防メンテナンスに役立ちます。これらすべてのデータを各検出器に関連付けることで、過去にさかのぼって性能を分析することができます。

EcoGammaユニットの設計は、他に類を見ないほどの位置精度、一貫性、校正ルーチンの再現性を実現します。アセンブリーは、位置決めが繰り返しできるように厳格な公差で設計されており、その筐体には検出器の中心点を示すマーキングがあり、検出器が常に同じ位置と向きで校正されるように保証します。ソフトウェアの校正機能と直線性チェック機能では、各国の規制に合わせて校正のテストポイントと範囲を調整できます。特別なソフトウェアの修正や回避策を講じることなく、テストポイントを追加または減らして校正を改善することができます。校正データはデバイスに読み込まれ、完全な校正履歴としてデバイスに保存されます。

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