Argos™ PAB 全身汚染モニター
Argos TPSファミリー:Argos “PAB”モニターでα/β検出を実現
Argos TPSファミリー:Argos “PAB”モニターでα/β検出を実現
* 米国特許US 8,748,838 B2取得済み
AccuRateシステムは、Mirionの特許取得済みソリューションを使用して、モニター内の個人の自己遮断効果を補正し、現行のガンマ線感知式全身表面汚染モニターの性能を向上します。AccuRateシステムは、低レベル汚染の検出性能を向上して偽陰性や偽陽性を減らし、作業員全体のモニタリングにかかる労力を最小限に抑えます。本システムの最適化された分析性能は、コスト削減と精度向上を両立してALARAパフォーマンスを向上させるという業界のニーズに応えるものです。
Argos-3/-5全身汚染モニターは、作業員の体表面の汚染評価に使用されます。計測中にモニター内に人が入ることで、ガンマ線のバックグラウンドが人体の自己遮断効果によって大幅に減少する可能性があります。
その結果、ガンマ線の推定計測値にバイアスが生じます。自己遮蔽効果を使えば、300nGy/h(30µR/h)のバックグラウンド環境で5000Bqの汚染レベルを簡単にマスク処理できます。
AccuRateアルゴリズムがモニター内の人体が持つ自己遮断効果と、それに伴って生じるバックグラウンド計数率による変化を補正します。このアルゴリズムによって、潜在的な汚染レベルをより正確にモニターできるようになります。
自己遮断効果は、被検者(体格差)と測定環境(バックグラウンドスペクトルと空間分布)によって大きく異なります。バックグラウンド環境が安定している場合、測定場所の環境差は一度だけ行われる校正処理によって考慮されます。
平均補正方式を採用する従来のArgos-3/-5モニターと比べてAccuRateシステムが優れているのは、実際に測定した被検者の体格に基づいて自己遮断効果を補正できる点です。体格が大きい人は平均的な人と比べて自己遮断係数が高いため、偽陰性(汚染の見逃し)となる可能性が高くなります。逆に、体格が小さい人は自己遮断効果が低下するため、偽陽性(汚染の誤検知)となる可能性が高くなります。
利点
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