Mirion Technologies、ドイツで最古かつ最大規模の個人線量測定モニタリングサービスを買収
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Auswertungsstelle für Strahlendosimeter(AWST)の買収により、欧州における線量測定サービスの
フランチャイズを拡大し、グローバルな事業展開、専門知識、
サービス提供、および業界をリードする革新的技術へのアクセスを強化
カリフォルニア州アーバイン、2020年4月7日--Mirion Technologies線量測定サービス部門(Mirion)は本日、ヘルムホルツ ミュンヘン環境健康研究センター(HMGU)からドイツで最も歴史があり、最大規模の個人線量測定モニタリングサービスであるAuswertungsstelle für Strahlendosimeter(AWST)を買収したことを発表しました。Mirionは、革新的な放射線検出および測定ソリューションのグローバルプロバイダーです。
Mirionの線量測定サービス部門のプレジデントであるLou Biacchiは次のように述べています。「ドイツにおけるAWSTの研究の背景と専門知識の強さは、当社にとって自然にフィットする魅力的な要因でした。当社が有する業界をリードする線量測定施設のグローバルフランチャイズにAWSTが加わることで、ドイツと欧州の顧客、パートナー、業界専門家が利用できる専門知識、アクセス、品質、技術革新、サービスの提供が拡大することになり、これらの関係者すべてに恩恵がもたらされます」
放射線には、生体細胞を損傷して死滅させたり、がん化させたりするのに十分なエネルギーが含まれています。放射線被ばくは、線量が増えるにつれてリスクが高まります。世界全体で約2,300万人の作業者が職業上、電離放射線に被ばくしています。1 個人線量計は通常、電離放射線の発生源やその周辺で作業する人が着用し(襟、胴体、腰、手首にクリップで留めるか、指輪として指にはめます)、業務遂行中に被ばくした放射線量を測定、記録、追跡するために使用されます。Mirionの線量計サービス部門では、エリア線量計、環境線量計から従来の個人用線量計まで、あらゆるニーズに対応する多種多様な線量計を提供しています。TLD、OSL、ウォレットカード、手首用、眼用、リング型、革新的なワイヤレスInstadose線量計シリーズなどを用意しています。
Mirion線量測定サービス部門の営業・マーケティング担当副社長であるBart LeClouは次のように述べています。「放射線モニタリング分野の技術革新者として、AWSTが有する市場および研究分野の専門知識が加わることで、放射線検出、モニタリング技術の新たな進歩を市場にもたらすイノベーション・エンジンがさらに強化されることになります」
Auswertungsstelle für Strahlendosimeter (AWST)の追加により、Mirionの欧州における事業拠点、サービス提供、ドイツ国内での物理的オペレーションが強化されますが、さらにMirionが個人放射線量測定技術の重要なイノベーターとして開拓してた研究、イノベーションの開発エンジンも促進されます。
AWSTの個人モニタリングチームのマネージャーであるMarkus Figelは次のように述べています。「MirionによるAWSTの買収に興奮しています。Mirionは当社の専門性をより広く、世界中のユーザーに広め、革新的な新技術への直接アクセスを提供してくれます。この新たなグローバルプラットフォームは、ドイツとEU域の科学的、認証のエビデンスを前進させる可能性のある研究および臨床試験の開発を拡大する機会にもなります」
Mirionの代表的な革新的技術であるInstadose®*線量モニタリングプラットフォームは、着用期間終了ごとにバッジを回収・返却する必要がない、よりスマートな個人線量計技術です。Instadose線量計は、オンデマンドおよび自動で線量を読み取り洞察を提供し、現在および過去の被ばくデータと累積線量に関する洞察に即座にアクセスできるようになるほか、アカウント、場所、装置、着用者の変更をオンラインで数分以内に行うことができます。
1(出典:原子放射線の影響に関する国連科学委員会(United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation)、2008年報告書)
*Instadose®線量計は、すべての国で認定を受けているわけではありません。 国外での利用については、800-251-3331までご連絡ください。
リソース。
- 電離放射線の詳細については、https://www.mirion.com/learning-center/radiation-safety-basics/types-of-ionizing-radiationをご覧ください
- 国際原子力機関(IAEA)安全基準、職業放射線防護、5.44(b)個人モニタリングの義務(作業員個人が装着する機器により、作業員の体内または体上の放射性物質の量を測定し、その測定値を解釈すること)は、こちらで閲覧できます:https://www-pub.iaea.org/MTCD/Publications/PDF/Pub1081_web.pdf
- 放射線被ばく源の爆発的な増加と累積線量の影響については、こちらの教育用ビデオ「放射線被ばくの職業上の危険性(Occupational Dangers of Radiation Exposure)」をご覧ください。
Mirion Technologiesについて | 線量測定サービス部門
Mirionの線量測定サービス部門は、幅広い用途向けに放射線モニタリングサービスと線量測定ソリューションを提供するグローバルプロバイダーです。 線量測定サービス部門は、米国カリフォルニア州アーバインに本社を置き、Charterhouse Capital Partners LLPのポートフォリオ会社であるMirion Technologies (GDS), Inc.の一部です。 詳細は、www.mirion.comをご覧ください。
Auswertungsstelle für Strahlendosimeter(AWST)について
AWSTはミュンヘンを拠点とするドイツで最も古く最大規模の個人線量計モニタリング施設であり、年間180万以上の線量評価実績と最高品質の線量測定サービスを提供しています。AWSTはまた、ドイツ初の個人線量モニタリングサービスでもあり、同社の技術的、組織的能力は、DIN EN ISO/IEC 17025:2005に基づく試験ラボとして認証されています。詳細は、https://awst.mirion.com/をご覧ください。
ヘルムホルツ ミュンヘン環境健康研究センター(HMGU)について
ヘルムホルツ ミュンヘン環境健康研究センター(HMGU)は環境に起因する疾病の予防と治療のためのパーソナライズされた医療ソリューションを発見し、急速に変化する世界の中でより健康な社会を促進することをミッションとする研究センターです。 ヘルムホルツ ミュンヘン環境健康研究センター(HMGU)は、ミュンヘン北部のノイヘルベルクに本社を置き、約2,500人のスタッフを擁しています。 ヘルムホルツ協会のメンバーであり、19の研究所に4万人以上の従業員を擁するドイツ最大の科学機関です。
メディア向けお問い合わせ。
Dana Banks、マーケティングマネージャー M
irion Technologies| 線量測定サービス部門 ウェブ:www.mi
rion.com 電話:(949)29
6-1851 Eメール:DBanks@m
irion.com
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