Mirion、RAD-AID Internationalと慈善事業パートナーシップを開始
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MirionとRAD-AID、世界の放射線医療へのアクセスを向上させ、世界の医療サービスが行き届いていない地域の医療従事者に対する放射線安全教育を強化するために提携
アトランタ–Mirion(NYSE: MIR)は本日、世界中の医療サービスが行き届いていない地域の人々に放射線学と放射線安全の教育と能力を提供することを支援するために、RAD-AID Internationalとの慈善事業パートナーシップを発表しました。Mirionは高度な放射線安全ソリューションの主要プロバイダーです。
RAD-AIDは、リソースの乏しい地域の医療従事者にトレーニングを施し、効果的なケアを行うために必要なツールと知識を提供することで、持続可能な放射線治療プログラムを確立することに注力しています。またRAD-AIDでは、多くの専門分野にわたるアプローチにより、核医学および放射線療法プログラムを病院などの施設に提供し、医療従事者にイメージングや治療法の安全な利用について教育を行っています。
パートナーシップ発足の一環として、MirionはRAD-AIDの医学物理プログラムに対して現物供与を行い、ガイアナ、グレナダ、ボツワナ、モロッコ、ナイジェリア、ケニアにおける医療分野での取り組みを支援しました。 Mirion MedicalとMirion Technologiesの両グループが提供するMirionソリューションは、放射線被ばくを測定する医療専門家に対するトレーニングや教育に利用されており、品質保証プログラム、品質コントロール試験、機器性能の評価、シールディングアセスメントの実施を最終的な目標にしています。 ソリューションには、Instadose®+およびDMC 3000™線量計、ATS 539超音波およびCT ACR 464ファントムが含まれます。
RAD-AIDの社長兼最高経営責任者(CEO)であるDaniel Mollura医学博士は次のように述べています。「2008年以降、RAD-AIDは低・中所得国(LMIC)や医療が十分に行き届いていない世界中の人々に、機器、教育、支援を含めた放射線治療に必要な能力を提供してきました。当社は慈善事業である世界保健医療支援プログラムを引き続き推進しており、Mirionと協力して放射線安全と品質保証に関するトレーニングをさらに向上させる機会を得られたことに感謝しています」
Mirionの医療に重点を置いた放射線検出測定ソリューションは、世界中の患者と臨床医の安全性を高め、医療処置を最適化する上で重要な役割を果たします。 RAD-AIDと提携することで、Mirionは技術的な進歩にとどまらずその影響力を拡大し、医療弱者のための質の高い医療アクセスと治療結果の改善に積極的に貢献することを目指します。
Mirionの最高経営責任者(CEO)であるThomas Loganは次のように述べています。「RAD-AIDと提携して、世界的な医療格差に対応し、医療提供者や治療を受ける人々を守るお手伝いができることを大変嬉しく思います。「RAD-AIDとのパートナーシップは、電離放射線に関する当社の深い専門性を人類の生活を向上させるために活用するという当社のミッションを具現化したものです。 Mirion TechnologiesとMirion Medicalの総力を活かして、人々の生命を救い、患者の転帰を改善するために医療従事者が必要とするツールを提供することで、RAD-AIDのミッションを支援していきたいと考えています」
Mirionについて
Mirion(NYSE: MIR)は、放射線安全、科学、医療におけるグローバルリーダーであり、さまざまな最終市場において電離放射線がもたらす変革の可能性を活用しながら、必要不可欠な放射線防護を実現するイノベーションを推進しています。Mirion Technologiesグループは、研究開発ラボ、重要な原子力施設、そして最前線での重要な業務において高精度に作動する実証済みの放射線安全技術を提供しています。Mirion Medicalグループのソリューションは医療提供の拡張と安全性の確保を支援し、核医学、放射線療法QA、職業被ばく線量測定QA、診断イメージングの各分野を強化しています。アトランタ(米国ジョージア州)に本社を置くMirionは、約2,700人の従業員を擁し、12カ国で事業を展開しています。詳細はmirion.comをご覧ください。
RAD-AID Internationalについて
RAD-AID Internationalは501(c)(3)の非営利団体で、世界の恵まれない地域や医療が行き届いていない地域における放射線サービスの改善と拡大に取り組んでいます。世界保健機関(WHO)の報告によると、世界の人口の半数以上が、X線、超音波、蛍光透視(診断およびインターベンショナルラジオロジーを含む)、CT、MRI、核医学、マンモグラフィーなどの医用画像(放射線学)をほとんど、あるいはまったく利用できていません。この世界的な問題に対処するため、RAD-AIDは、インフラ整備、医療システムの拡大、技術革新、臨床教育、技術トレーニングを含む多数の専門分野にわたるアプローチを用いて重要な保健サービスを提供するための世界の放射線医学を改善しています。詳細はrad-aid.orgをご覧ください。
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